街中にある静かな森
久々に熱田神宮（愛知県名古屋市）へお参りに行きました。
http://www.atsutajingu.or.jp/
熱田神宮は街中にありますが、
森に囲まれるような形で鎮座しています。
名古屋（愛知？）の大氏神様と言われ、
地元の方だけでなく、県外からも多くの参拝者が訪れます。
個人的に名古屋のちょうどいい観光スポットがあまりなーと感じているので、
県外から来られたお客様は熱田神宮へお連れすることが多いです。
南側の鳥居（正門）から入ると、
木漏れ日が覗く参道を気持ちよく歩く事ができます。
そこをまっすぐ歩くと本宮へたどり着きます。
斜めから見ると（写真）本宮の大きさが分かりにくいですが、しっかりとした社がドンと構えています。
本宮をお参りして終わり、でも良いのですが、
時間が許すようであれば、
「こころの小径（こみち）」をぜひ歩いてください。
「こころの小径」は、本宮を囲むように道があり、
天照大神の荒魂が奉られている「一之御崎神社」や
目の神様である「清水社」などを本宮の周りを歩く形で
お参りすることができます。
入り口は、本宮正面から見て左横か、
御祈祷を行う神楽殿正面から見て右横にあります。
途中、森の中を歩くような場所があり、
静かだけど、車の音と鳥のさえずりが聞こえる
不思議な場所があります。
とてもリラックスできる場所です。
私の中では、熱田神宮をお参りするときは、
本宮だけでは片参りとなるような気がして
必ず「こころの小径」を歩くようにしています。
※片参り・・どちらか一方をお参りするのは良くない（欠けている）
ご紹介した場所だけでなく、熱田神宮には多くの社がありますので
散歩しながら、「街中の静かな森」で気分をリフレッシュしてみてください。
新しい自分に向かっていくきっかけ
私は、神社やお寺によく足を運びます。
その場所が心地よく感じるし、そこにある自然にも癒されます。
癒される場所に身を置くことで心身をリセットすることができます。
30代に入るまでは一切興味も関心もない場所でしたが、
急に吸い寄せられるようによく訪れる場所に変化しました。
今は、名古屋で会社の代表をしています。
26歳で「組織で働くことが肌に合わないなー」という理由で、
会社員を辞め、フリーランスへ転身しました。
自分では必要と思っていませんでしたが、
「せっかく独立したなら、人を雇って仕事した方がいいよ」と
お世話になっていた方からアドバイスを受け、
スタッフを増やしていきました。
ところが、32歳を迎えたころから、
仕事が毎日窮屈でしんどいなと感じるようになります。
その影響で、ほとんど職場へ行きませんでした。
当時はとてつもない大きい壁にぶつかって、
これって乗り越えられないんじゃね、と強く感じてました。
それは、
「代表なんだから、こうじゃなきゃだめだ！」とか
「みんなをこう変えていかなきゃ！」とか
「違うんだ、俺はこうなんだ、そうじゃない！」
という気持ちが強すぎたからだと考えています。
そもそも、組織で働くことが肌に合わないと感じ、会社員を辞めたので、
そりゃ当然だったなと感じてます。
職場へ行かず、何をしていたかというと、
何もしていない自分へ罪悪感を感じ、
全く興味のない交流会や怪しいセミナーに参加し、
「これは営業の一環で、新しい仕事を探してるんだ、俺は」と
自分に言い聞かせてました。
憂鬱な日々でしたが、
ある時大阪のセミナーで出会ったお節介なおばちゃんに
「あんた、顔色悪いから、先生に払ってもらいー」と
言われるがまま、陰陽道の方にお祓いしてもらいました。
※陰陽道（おんみょうどう）は、安倍晴明（あべのせいめい）が有名ですかね。
その時の事はほとんど覚えてませんが、
「怪しい、とても怪しい・・
早くこの場から離れたい・・・」という気持ちでいっぱいでした。
その後、何度かとお会いするうちに、
「たくさんの人が集まるってことは何かあるかもしれないなー」と
感じるようになり、
「一度、この世界も見てみよう」
という気持ちに切り替わりました。
そこから、色々な神社やお寺に足を運んでそこで得た経験が
何か固まっていたモノが徐々に溶け、
ほどけていくような感覚を感じました。
その後、あっという間に月日が過ぎ、
お金持ちになった、とか物質的な変化はあまりありませんが、
「幸せを感じる」時間が多くなりました。
「その世界」の入り口に立った当時は、
今の自分（特に内面的な部分）を全く想像できませんでした。
前は、とにかく頭でっかちで、効率的というか、物質的というか、
ガードが堅いというか、、、
今では、毎日起きると神棚に合わせ、
定期的に神社やお寺へお参りや御祈祷に行きます。
常に自分と一緒に動いている「味方」のような存在です。
ぜひ、「心地が良い」と感じる神社やお寺をひとつ見つけて通ってみてください。
新しい風が吹いて、違う世界へ連れて行ってくれるはずです。
英彦山神宮で自然に癒され、気分スッキリ
最近、なにかモヤモヤしていて。スッキリしたくて。
日本三大修験道霊場の一つ、英彦山神宮（https://hikosanjingu.or.jp/）へ行ってきました。
※修験道・・・悟りを開くために、修行をしていた場所。
※日本三大修験道霊場・・・出羽三山（山形）、大峰山（奈良）、英彦山（福岡・大分）
英彦山神宮の下宮横からの写真です。
2018年秋に訪れた際は無かった、天狗の像の目線で写しました。
天狗は何かを見通すように立っていました。
ここまで来るには車でうねうね山を走り、
さらに、ケーブルカーで上がるか、徒歩で歩いてようやく到着します。
山の奥の奥なので、とても気持ちがいい！
壮大な景色に癒やされました。
奉幣殿の横にある階段を上っていくと、下宮があり、
中宮、上宮へと続く登山口があります。
上宮への道は這って上がらないといけない場所もあり、かなり歩きます。（1時間以上）
上宮が見え始めるくらいから、
場の空気が変わり、異世界に来ているような雰囲気が漂っています。
人の手が付かない場所は、特別な空気がありますねー。
上宮はとても素晴らしい景色で
歩いてきた辛さや生活のモヤモヤが一気に吹っ飛ぶ素晴らしい場所です。
一年前に、願掛けで普通の恰好で上宮まで登ったことがあります。
こちらは上宮への参拝で歩いているだけなんですが、
すれ違う方に「そんな軽装で歩くなんて！」と怒られました・・。
上宮まで行く場合、服装を整えて上がりましょう。（汗
